――― NBSAネットニュース 2014年2月号 ―――

 

どこかで 春がうまれ〜てる どこかで芽の出るおとが〜する

 

暖かくなったり 寒くなったり 難しいのが2月の天気  もうちょっとよ 春まで我慢して とばかりに鹿児島上空では声が聞こえるのに  北海道ではまだまだ 辛抱が足りんぞ とばかり北風が吹きぬける  ほんとうに長細い国土に住むのは 難しくそして面白い  ネパールとて同じこと 万年雪を頂く山々と そろそろ暑くなり始めるタライ地帯  様々な花々に囲まれ それにあわせた風が吹く  日本もネパールも四季折々の楽しさに恵まれた国  大変ですがそれも幸せなことですね 

 

1月の定例活動報告 

@オーディオライブラリ事業 トーキングブックの作成

小説やエッセイ 学習書や軽いマガジン NBSAは幅広いジャンルの書物を音声化します  音声朗読してくれるのはベテランのサビトリさん  それにたいていはアシスタントのボランティアが加わります  朗読を手がけてくれるのは90パーセント女性です  男子はなぜか恥ずかしそうです

 

A点字マガジン 休刊中 

現在点字タイピスト募集中

 

その他 2014年1月4日点字の創設者 ルイブレイュの誕生を祝う 国際点字の日 カトマンドゥの障がい者センターで 点字早撃ちコンテストが開催されました

これも恒例の事業ですが 学生の点字離れで参加者は ほんの数名でした  お歳を召した方には少し寂しい現象  

 

現地ボランティア募集中

すでに何度かお知らせしましたが NBSA は常にボランティアを募集しています  国籍問わず ネパール語の音読ができなくてもかまいません  来年度から独立するNBSAの運営部門を現地で お手伝いしていただければ幸いです  立候補 お待ちしています

nbsa@mail.com.np 渥美 

 

    カトマンドゥ 生活事情 

雨季の大雨 冬の乾季による水不足 カトマンドゥの生活は厳しい

 今年も1年3時間の給水が実施されています

    そして 万年電力不足 2月はさらに厳しくなり場所により多少違いますが 1日18時間くらいが停電です

暖房なし 風呂なしとカトマンドゥにやってきた 本格派バックパッカーにはかなり厳しい季節でしょう

 

ネパールのニュース

ネパール制憲議会は10日 ネパール会議派のスシル コイララ党首(74)を首相に選出した  会議派は昨年11月の選挙で第1党になっている  
ネパールは2008年に連邦共和制に移行した しかし 党派間の争いで制憲議会は分裂、国の基本方針を定める憲法が制定できていない  コイララ氏が指導力を発揮し 公約通り1年以内に憲法草案をまとめられるかが注目される  

 

ヤダブ大統領 組閣を呼びかけ

1月27日 カンティプール新聞
制憲議会発足後 初めて招集された立法府(制憲議会が兼務)の初会合が26日に行われた  暫定憲法第38条(1)に基づきヤダブ大統領が1週間以内に合意の政府を発足するよう議会に参加している政党に対して呼びかけた  現在は選挙管理内閣であることから 制憲議会の発足及び立法の機能を再開したため 住民代表からなら政府発足が急務だとして合意に基づき首相選出し 組閣するよう求めた  これを受け主要政党は月曜日から連立の可能性を模索している  第一党になったコングレスを中心に組閣されるとみられ統一共産党及び統一マオイストの出方が注目されている  合意の政府が期日内に実現できなかった場合は 議会において多数決で首相選出される   

 

その他 ネパール ミニミニュース

2014年1月18日1日  どこでも豪雪

エベレスト方面 ルクラ ナムチェ シャンボチェなど 大雪  アンナプルナのジョムソンも雪 平野部は雨 歩くトレッカーはラムジュラ峠で立ち往生  ルクラ便もストップ  

 

昨年2013年にバクタプル(バドガオン)を訪れた外国人観光客は前年比5%アップの26542人に達した  インド人の旅行者が増加したそうです  

 

2014年1月18日1日 等級に見合ったホテルの8のご紹介 以下ネパール観光局調べによる 

5星ホテル シェラトンホテル ケサルマハル カトマンドゥズ市内

3星ホテル リゾートニルギリ ジャパ郡

2星ホテル ギャラクシー ブダニルカンタ

 

以下は無星ホテルですが 等級に見合ったホテルと旅行者からランクされました

 

ララホテル&レクリエーションセンター ムグ郡   

ネパールホスピタリティホテル  タメル カトマンドゥズ  

スターホスピタリティ  バネスワール カトマンドゥ

 シャングリラヴィレッジリゾート  ドリケル 

 

驚き 5星ホテルが減ってこれまで注目されなかったホテルがたくさん増えたようです  ぜひ行ってみたいですね 

 

     ネパール関連ニュース

W杯競技場建設でネパール人労働者185人死亡と判明

ちょっと大げさな気がしないでもないのですが

海外で働くネパール人労働者

ロンドン共同 英紙ガーディアンは24日 サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会に向けた施設などの建設事業で ネパールからの出稼ぎ労働者が昨年185人死亡したことが公文書発表で明らかになったと報じた  

同紙は昨年9月もネパールからの労働者への虐待や搾取 劣悪な労働環境の実態を報じ 多数の死亡者が出たと伝えた  だが その報道から数週間で36人が亡くなったとし 状況が改善されていない様子を指摘  直近の2年間では死亡者数が382人に上ったとした  

 

clip_image0012月14年2月15日

文責 渥美 資子

 

住所:千葉県柏市 松葉町 6−8−1 (電)04−7136−0505
(ポコアポコ気付:ネパールの視覚障害者を支える会)

ホームページ http://NBSA.sakura.ne.jp/
本会の活動や最新版の会報誌を更新しています  ぜひご覧ください
NBSAネットニュースは音声パソコン対応編集をしていますが お聴き苦しい点がありましたら yorikonepal@hotmail.com へご連絡ください  
NBSAネットニュースは会員以外の様々な方にも流しています  受信をお望みでない方は ご面倒でもご連絡ください 


ネパールの視覚障がい者障害者を支える会

 千葉県柏市 松葉町6−8−1ポコアポコ作業所内(電)04−7136−0505

 

Nepal Blind Support Association (NBSA)

Tel:977-444-6234 Kathmandu

日本の窓口:千葉県柏市 松葉町6-8-1 ポコアポコ作業所内(電)04-7136-0505

NBSAHP:http://NBSA.sakura.ne.jp

維持会費:個人会員年間6,000 協力会員年間3,000

法人会員年間15,000

振込先:口座記号番号振込み番号0190−7−762775

(ネパールの視覚障害者を支える会)

Nepal Blind Support Association NBSA)設立2002年3月1日

当会は皆様のご支援を頂いて 設立13年を迎えました
主な事業は様々な本や教科書を音声化し 視覚障がい者の娯楽や勉強に役立て 将来の自立に向けたサポートを行っています  現在ネパールには視力に障がいのある小学校教員が400名ほどいて 皆 自活の道を歩んでいます  中にはNBSAの奨学金で大学を卒業した人もいます 今後とも皆様のご支援賜りますよう お願いいたします 一般会費 一ヶ月500円  年間6000円

 

 

NBSAネパール現地からのお願い

Nepal Blind Support Association Kathmandu Nepal

ネパールの視覚障害者を支える会の変革と よりいっそうの発展を手伝ってくれる人を求めています  

日本の皆様が設立してくださった ネパールの視覚障害者を支える会の支援は 来年の3月31日を持ちまして終了される予定です 10数年以上も続いた皆様の心温かいご支援で ネパールの視覚障がい者の教育や自立が著しく向上し さらに点字による隔月情報誌の発行も実現し  実り多き人生を感受させて頂きました  ここに改めて御礼申し上げます    

 

さて 私たちは来年度から独り立ちしますが 管理や運営に面が まだまだ未熟であり 資金面でも相当苦しくなること必定です   ネパール国内の支援者 及び途上国援助を行っている外国の団体にも この危機訴えていく予定ですが 今後日本の会員 支援者の方々でどなたか 運営に参加 もしくは寄付金等賜れば幸いと存じ上げます  

 

日本のNBSAの閉幕はまだですが 引き続きの御援助 並びに指導を賜りたく存じます 今後ともよろしくお願い申し上げます

ネパールの視覚障害者を支える会 

現地会長 オム プラカス (Om Prakash)

備考 また 正規会員及び支援者の方々には 会報にてこのお願いの書面を送付いたしました  内容が一部重複しますがお許しください